俺のやりかた:丸鍋で炊飯
ひさびさの「俺のやり方」シリーズ・・ですが、今回は先日の大菩薩嶺への山歩きの時、丸川荘で手に入れた丸鍋でご飯を炊いてみました。
■ 準備編
丸川荘の只木さんが、あまり少ない量では炊かず、3合くらいは炊いた方がいい、、と仰っていたので今回は3合炊いてみます。最大で5合まで炊けると仰っていました。
準備といっても炊きたい分量の白米を洗って丸鍋の内側に切ってある合数に応じた目盛りまで水を入れてしばらく置いておくくらい。今回は20分ほどおいておきました。
そうそう、水を入れる時は米の上面が平らになるようにしておきますが、浸している間にでこぼこするので、火にかける前に米の上面をならして平たくしておくといいと仰っていました。
■ 炊飯編
先ほどの写真ではなかなかフィールドでの出番のない OPTIMUS NOVA+ で炊く気満々でしたが、WG ガス欠のため Primus P-153 に変わっています。
丸鍋の蓋が浮かないよう持ち手で押さえて火にかけ、沸騰するまで強火にします。
画的に地味ですが、蓋の穴から勢いよく湯気が噴き出したら弱火にします。
本体と蓋の間からわずかに泡が上がって来ますが吹きこぼれるようなことはありません。
(もちろん火加減によるでしょうが、、、)
蓋の穴からゆるゆると出る湯気、本体と蓋の間からわずかに出る泡、ご飯の炊けるにおい、実際のフィールドでは気温・気圧・風など、状況によって炊きあがり時間は一概には言えないので、火を止めるタイミングは炊けたと感じる時だと思っています。
自分は少しお焦げがほしいので、ほんの少し焦げのにおいを感じたところで火を止めました。
■ 食事編
火から下ろした丸鍋は蒸らしながら食卓でスタンバイ
蓋を開けてみます。
おー! 一粒一粒が立っているではないですか。
炊いている間も吹きこぼれることがなく、クラシックな外観ながら綿密に計算された秀逸さを感じていましたが、ここまで一粒一粒まで立ったご飯が炊きあがるとちょっと感動的ですらあります。
(ビギナーズラックのような気もしてますが、、、)
混ぜます。
混ぜても一粒一粒立っています。
普段は自分以外そんなにご飯粒を食べない連中ですが、この日はお焦げはもちろんお焦げじゃないところも好評で、ずいぶんご飯が売れました。
これを持った山行きが楽しみです。
ちなみにコーティングのおかげで鍋の内側にご飯がこびりつくようなこともなく、後片付けが楽でした。
丸鍋を手に入れた大菩薩嶺への歩きの記事は
こちら
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