俺のやりかた:eTrexのボタンが・・・ ある時ぃ! ない時ぃ!

リトルサウス

2019年08月18日 00:03

2019/08/18


eTrexのボタンのゴムが劣化して陥没、穴が開いてしまった

(こうなって初めて知ったが、広く知られた事象のようで製品不良という声もチラホラ、、、)



ある日のこと

山に行こうと準備がてらeTrexを触ってると



backボタンが陥没、、、触ってるとゴムがぼろぼろと脆く崩れて穴が開いた(悲)

これでは行けない(第一ボタン押せないし)


Webで検索したところ同じ境遇の人がいっぱい引っ掛かるが、パーツ単体の販売はあっても高額すぎて手を出す気になれず、メーカー修理もずいぶん高額請求されるようで、みなさん苦労して直されてるようだ


・・と世の中事情を確認したら、部品交換せず自力で治すことを決心



(分解の仕方はWebにいっぱい上がってるので省略)
※ ケースの分離にトルクスT6(6箇所)、基盤の取り外しにトルクスT5(1箇所)が必要







同じ素材だし、山で陥没して壊れたらと思うと不安なので他のボタンもこの際作り直すことに(思ったとおりbackボタン同様、脆く簡単に穴が空いた)



ここまでは壊れてないボタンまで壊すのを少し躊躇したくらいだったが、ケースの穴をどんな素材で蓋して何を使って接着するか、これはなかなか悩ましかった

・接着剤:ケース側面は見た目ゴムだがゴムと言ってもいろいろあるようで、何ならくっつくのか(相手の蓋素材含め)
・蓋素材:ケース側面のゴムに接着出来てボタン操作時のフィーリングが元に近い蓋素材は何なのか


いろいろやってみて自分なりにいいと感じたのは、接着剤・蓋素材共自転車のパンク修理用部材のゴムシートとゴムのり(今のところ)



MARUNI



穴の蓋の接着は普通の自転車のパンク修理と同じ要領、蓋用に切ったゴムを貼るeTrex側の表面を紙ヤスリで毛羽立たせてゴムのりを塗り塗り、1・2分放置して蓋用ゴムをしっかり貼り付ける
(eTrexのゴム全体に劣化してるのでヤスリ掛けはやんわり目で)





できあがり


剥がれにくさを狙ってボタン毎に分けない形にしたが、ボタン位置にプリントがあるのであまり不自由はないだろう





穴の蓋が出来たら次にその裏側に基盤のスイッチを押す部分をくっつける。


ここでおさらい、元々どんなのだったか。出っ張り具合も確認(ケース内側と大体ツライチ)

在りし日のスイッチ周り(壊す前に撮影)



スイッチを押す部分は以前ブラウン管テレビの頃滑り止めに使っていたゴムを切って作成




(ケースの裏側と反対側のスイッチを押す面の垂直出しが地味に面倒、、、)



そして接着


スイッチを押すこの出っ張りがうまく固定できるか気になっていたが、貼り付け直後の位置修正も難しいくらいしっかりしたくっつき具合でこれは期待以上

スイッチを押す出っ張りとケース裏側面のツライチ具合は事前に位置合わせ・サイズ合わせしていても貼り付け後は少し違ってたりする。飛び出し気味の箇所はケース側が溶けないよう分厚目のテープ(そのへんにあったテーピングテープ)で周りを保護した上、少し熱を入れたカッターの刃で削り取って微調整した



スイッチとボタンの当たり具合(ボタンがケースから飛び出てるように見えるのは撮影角度の関係)





という感じで一旦完成




・・と言うのも、ケース側面のゴム表面と蓋素材として貼り付けたゴムの接着強度がいまひとつ満足できてないから(蓋素材のゴムを貼る部分のケース側のゴムを全部剥がして素地のプラスチックに接着すればよかったか)






使い勝手に支障なく剥がれ防止になるか?




続く(かも)





2020/05/09 遅ればせながら追記
近所の日帰り山歩き(2019/08)では問題なかったが、その後の縦走登山で何度もケースから出し入れしてたらゴムが剥がれてしまった

再修理編 につづく、、、






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