PHOEBUS No.625
先日、駅前でやっていた地域振興的な催し物にチビが行きたいというのでぶらっと出掛けていったらフリマをやってまして
チラ見くらいで見てるとふと気になるモノが、、、
「これって缶だけ?中身入ってるんですか?」
「ありますよ。ちょっと使ってるけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いくらでもいいですよ。500円でも」
と言ったおばちゃんの顔が笑ってないのを確認して(こりゃマジで言うてはる)、、、中身もよく見ないまま1000円渡したのはおばちゃんの気が変わらないようにという願いからだったのかもしれません、、、。
(このストーブは中学生くらいの時に雑誌で知ってたけどガスで十分なくらいのところにしか行かないからプレヒートが必要な液燃系ストーブは興味なかったよなぁ)・・・といったことを思い出しながら会場をウロウロしていると、さっき625を買った店のおばちゃんがやってきてなんだか嫌な予感、、、が「箱あったから」といって販売時に625が入っていた箱を渡すために私を捜してくれてたのでした > どこまでもステキな方でした。
で、家に帰って早速開けてみました、、、
外箱とか
長い年月を経過したと思われる取説その他の紙類は色あせていますが、文字はしっかりと残っています。
中身
写真はウエスで拭いたりして表面の埃やバーナー部ヘッド・燃焼皿付近に白く浮いた錆(?)を取ったあとのものですが、製造時から相当の歳月を経ているとは思えないほどキレイだと思います。
詳しい方なら年代がわかりそうな写真(私にはわかりませんが)、、、
試運転
ジェネレータには「G」の刻印が付いていたのでガソリン仕様で使われていたようです > 白ガスで火を点けてみることにしました。
タンク上部の凹部に入れた燃料用アルコールが燃え尽きるくらいまでプレヒートした後ガスに火を点けると想像よりも穏やかな燃焼音と共にサイレンサーの穴から粒の揃った青い炎が灯りあっけなく着火。
・・・がしかし、芯は青いものの燃焼皿付近から外は黄色い炎になってしまいます。
タンクに圧は結構しっかりかかってるのは確認したのですが、ハンドルを左に回してノズルを開く方向に動かすと小さく「カチッ」と音がして弱火状態から一気に強火になる(強火から弱火の時は急に弱火になることはない)のが気になるので、そのあたりと関係あるような気がします > ノズル周辺のクリーニングをした方がいいのかもしれません(が、メンテ方法がよくわからず)。
が、しかししかし火を点けたらなんか載せてみたいのが性というもので、とりあえずお湯を沸かしてみました。
ガス系の火器と比べると、火を点けるたびプレヒートが必要だったりメンテナンスをサボると赤火になったりと手間はかるけれど、そんな手がかかるほどに愛着もわきそうで、大事に使っていきたいと思う、、、
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