俺のやりかた:一眼レフと山歩き(Captureを縦に付けたい)
一眼レフで写真を撮りながらの山歩き、出来るだけ歩きの負担にならず、撮りたいときにぱっと撮ってさっとしまいたい
そんなことを考えていました

※ Peak Design 社の Capture をザックのショルダーストラップに縦に付けたいというだけの内容です
そんなことを考えていました

※ Peak Design 社の Capture をザックのショルダーストラップに縦に付けたいというだけの内容です
フィルムの時代の終わりがけ、いろいろ面倒なこともあってデジタルに移行した時、その画質の低さにビックリしました(10年以上前の話です。自分の場合一眼レフからコンデジだったので尚更でしたが、、、)
光の条件がよくないとまともな写真すら撮れなかったりピントが甘かったりと、当時だと結構いいデジタル一眼レフでもそこそこの画質でしか撮れなかったのだろうと思います。
満足出来ないのにコンデジからコンデジに買い換え・・など、迷走していた時期もありましたが
2年ほど前デジタル一眼レフを入手し、それ以来これを持って山歩きに行くようになりました。
一眼レフを持った山歩きをするにあたり歩行中両手を空けておくのは必須ですが、カメラをザックに入れたのでは出し入れが面倒で撮りたいと思った時に撮れず、出したら出したで手に持たずとも携行方法がイマイチで揺れてそこらに当たるのを気にしてばかりしていなくてはならなかったりブラブラしたりで不快になってしまったら一眼レフ自体を持って行きたくなくなるだろう、、、
というようなことを考えて歩行中のカメラの固定方法としてチョイスしたのは当時ザックのショルダーストラップなどにカメラを固定出来るアタッチメントとして出回っていた製品のひとつでPeak Design社のCaptureでした。

自分のは "CAPTURE CAMERA CLIP" の Ver2 。 PRO じゃない安い方で、クイックシューがスタンダードプレート(Peak Designでの呼び方)で、Capture下側のプレートの材質とCapture下側のプレートに三脚取り付け用の穴が無いのがPROとの違いです。
モノとしては左の四角いクイックシューをカメラに付けて真ん中のCaptureの上側のプレートの左側からスライドさせるとロックするクイックシューで、赤いボタンを押すとロックが外れます(着脱は上の写真の左側からのみ可能)。
これと右のCapture下側のプレートの間にショルダーストラップなどを挟んで固定するようになっています。
カメラ側のクイックシューは正方形なので真ん中のCaptureの上側のプレートにはクイックシューのどの方向からでも着脱出来ます。
※ カメラに付けるクイックシューは正方形じゃないものも販売されています(コンデジ用途だと思います)
Captureのパーツとしては上の写真のほかにCapture本体の上下プレートを固定するネジを緩めたときにCapture上側のプレートを浮かすための円錐バネがありましたが紛失しました。
(メーカのビデオではCapture本体を固定する時、上側のプレートをくるんと回して付けていますが、実際はその前にCapture本体を固定するベルト等にCapture下側のプレートを通さなければならず、この時に浮かしたネジや上のプレートが邪魔でやりにくいのです。自分の場合Capture本体を頻繁に着脱することはないので、Capture本体の着脱時はネジを2本とも外して上下のプレートを完全に分離して行うため、バネはない方がマシに感じます)
※ 本体上側のプレートの赤いボタンの反対側のネジは三脚に付けられるCapture PRO版を三脚に付けたとき、ネジを締め付けてカメラと三脚のぐらつきをなくすためのものと思いますが、三脚とカメラのリジッドな固定とか水平とかを気にするなら別途アルカスイス互換の雲台を使った方がいいと思います。

ちなみにこれはCapture関連のネジとかを回すツールですが、こんなものを別に買わなくてはCapture Ver2はネジを(思いきり)キツく締められません。
実質抱き合わせ販売に近いと思いますが、一眼レフを付けての歩行でもずれてこないようにCaptureのネジを締めようとしても指が痛いだけで大してキツく締められず、これがないと嫌になります。
Ver1のCaptureのネジは指で回すことを意識した形状だったのにVer2では別売のツールを買わないとキツく締められず、Ver1とVer2でネジに互換性もないのはユーザ目線に立った正常進化とは思えない。

カメラ側のプレートはこんな感じ


メーカの写真や動画の付け方だとこんな感じになります。

これだと取り外すときはこんな風に右手でリリースボタンを押して左手で本体を上に持ち上げてCaptureから外した後右手に持ち替えるような感じでしょうか、、、。
あるいは、持ち替えるのが嫌な場合は左手でリリースしながら右手で上に持ち上げてCaptureから外すという手もありますが、Capture本体にカメラ本体の底面が重なって窮屈な上に、このリリースボタン位置を左手で押すのはかなりやりにくいです。
(カメラが重いと撮影の度 Capture との着脱をカメラを上下に出し入れしないといけないのも地味にしんどいです。)
肝心の着脱時のフィーリングとしては「決まればとても心地よい」です。とは、カメラ裏に取り付けるクイックシューとそれを受けるCapture側の凹部のクリアランスは割とあって、神経質にならなくてもスライド&ロック出来るのですが、ずれが大きいと「噛む」ことがあります。
カメラのCaptureへの着脱の点でいうと実はザックのウェストベルトに付けると理想的だったりします。


この場合、カメラとCaptureが十時の形で固定されるためリリースボタン周りのクリアランスが十分あり、カメラを外す場合はリリースボタンを左手で摘んでカメラを右手で後ろ側に引けば、左右の手が干渉することなく楽に着脱出来ます。
(ウェストベルトへの装着ではカメラの重さをあまり意識しなくてすみます。又、写真ではウェストベルトの右側に固定していますが左側に固定しても同様の使用感で使えます)

しかしウェストベルトへの装着時の欠点は段差の大きいところで脚を大きく上げた場合に干渉してしまいます、、、固定位置が低い上に体の側面になるので胸元に比べて石や木にヒットする可能性も高いんじゃないでしょうか
と、ここまでは前フリでした、、、
Captureをどう付けたら一眼レフを持った山歩きが快適か?
それは「ショルダーストラップに縦に付ける」だろう・・、、、
これは割と早くから思ってたもののシンプルでしっかり固定出来そうな方法がなかなか浮かばず長いことほったらかしでしたが
↓ こんなものを作ってみました、、、

マウンタ Ver1(写真は上からと横から)。材料はホムセンで買った50mmウェビングテープ、ベルクロ、ハトメ。

固定のイメージ、、、


装着写真。左:Captureの下側のプレートとショルダーストラップをマウンタで共締めしたところ。右:Captureの上側のプレートでマウンタを挟んでCaptureを固定したところ(カラビナの向きが変ですが撮影用ってことで、、)


ザックを背負ってカメラを付けた状態。左:30Lザック、右:70Lザック。あまり並べて載せる意味はなかったような、、、(30Lザックでは、その変なカラビナの向きのまま写ってますが実際の山行きでは70Lザックと同じ方向で使っています)
自作マウンタ自体はかなりしっかり付いてCapture~ショルダーストラップの一体感は維持できていますが、歩行中の揺れとカメラの重みで下がってくるので縦方向の荷重に対してはカラビナでショルダーストラップのディジーチェイン(?)とかとくっつけています。
(縦位置の調整は細めのウェビングテープとバックルとかで可変で調整出来ると便利かなと思います)
尚、Captureの取り付け位置が上の方だとカメラの重みで全体が少し前傾し、Captureの下端で胸板を少し押す感じがして気になるのでベルトの傾斜に馴染むよう少し下に付けていますが(上写真左30Lザック)、ベルトが分厚い大型ザックの場合はもっと上の方に付けても気になりません(上写真右70Lザック)。

カメラの着脱イメージ。左手でリリースボタンを摘み、右手でカメラのグリップを持って横にスライドすればカメラが外れ、持ち替えることなく撮影。撮影後はカメラをCaptureの横からスライドさせればロック、歩きを再開出来ます。
ウェストベルトへの装着時同様カメラ底面とCaptureが十時の形になるのでリリース操作時も窮屈な思いをすることがなく、着脱の横のスライドは上下のスライドで行う場合に比べて楽に感じます。
ちなみにカメラはCaptureへの固定とは別にカメラのストラップホールに着けたストラップをカラビナでザックにくっつけて落下防止しています。
とりあえずこの仕様で六甲山を歩いて試してきましたが、イメージ通りの使用感でこれなら長めの山歩きでも快適に使えそうな気がします。
ただし、「Captureをショルダーストラップに縦に付けたい。」そんなことを思ってる人は自分以外に果たしているのか、、、
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