六甲山縦走路(東側)~有馬三山
参考:歩行距離 約17km、標高差 289m(累積標高+1581m, 累積標高-1292m)、時間 約7h(休憩・停止時間含む)

六甲山を東西に抜ける県道16号と縦走路との合流地点「カープNo113」手前のピーク 804 の手前北方向
参加:自分だけ
相変わらず出るのが遅くて出発地点にした縦走路のゴールである湯本台広場近くのローソンでお昼を買ってスタートしたのが既に11:40、、、
スタートしてすぐに登りで、そのまま岩倉山のあたりまでずーっと続く。歩き始めの入りでペースをつくるには向かないことを実感して既にちょっと後悔、、、。

塩尾寺(えんぺいじ)への登りの途中。展望のあるカーブから宝塚方面。左の赤い屋根は宝塚歌劇。

舗装路の終点が塩尾寺。登山道は左に折り返す。登り始めの方は荒れ気味の急登り。
岩倉山付近までくると穏やかな平坦路になり、まさに地形図に書いてあるとおり「近畿自然歩道」。
六甲山系は多くの登山道があることはよく知られているが、この付近にもそれら分岐が存在する。


岩倉山付近。1枚目は生瀬方面への分岐。2枚目はゆずり葉台方面への分岐

岩倉山を過ぎるとしばらくして鉄塔脇を通り過ぎる。この鉄塔南側は眺望が利く。これまでの縦走路歩きではこの辺はいつも薄暗い中を先を急いで歩いてばかりだったので鉄塔の存在も今日初めて気がついた。

鉄塔を過ぎてしばらくすると、再度ゆずり葉台方面の分岐。

しばらく歩くとまたまた分岐。今度は赤子谷方面への分岐。

棚越新道に出た。登りはじめからここまで1時間40分。縦走路は舗装路を渡って進む。
棚越新道から船坂峠へは岩の露出した急登りで始まり、ペースダウン。

14:16 登りはじめから2時間半、 船坂峠着。
歩きながら、縦走路と六甲山を東西に抜ける県道16号の合流を15時、極楽茶屋跡を16時までに着けなかったら行程を変更しようと考えていて、これを過ぎる場合は魚屋道で有馬か六甲ガーデンテラスからバスかロープウェイでエスケイプしようと思っていた。
遠くの方で車の音が聞こえてきて県道への合流が遠くないことを確信する・・・が、なかなか辿り着かない、、、

15:05 登りはじめから3時間半、県道に合流。
15時はわずかに超えていたが、体調・脚の調子と16時までに極楽茶屋跡に行けそうだと思ったので魚屋道でのエスケイプはやめて極楽茶屋跡を目指すことに、、、


今回は先を急ぐので極楽茶屋跡まですべて県道を歩いたが、この辺は歩道が全然ない上に路肩もないに等しく、更に結構な速度で走る車や単車もいて非常に危険と思うので県道歩きはオススメしません(チビ連れでは絶対歩かない方がよいと思います)。

極楽茶屋跡まで我慢できず一軒茶屋に寄り道。

意外と時間がかかって15:54極楽茶屋跡到着。
※ 極楽茶屋跡は道の右側に見える建物の場所
ザックにはハイドレーションバッグに1.5L水を入れてきたが結構飲んだ感覚だったので、ここで水分を補充。極楽茶屋跡には飲み物の自販機が充実。お茶と炭酸(笑)1本購入。

ちなみにここで買った炭酸飲料はWILKINSON ジンジャーエール 辛口。以前宝塚の武庫川沿いにウィルキンソンの工場があったのをなんとなく懐かしく思って買ってみたが、これはいい。甘ったるくなくてしかもラベルに偽りなしの辛さ。

16:00、登りはじめから4時間20分。 極楽茶屋跡出発。出てすぐに紅葉谷方面と番匠屋畑尾根方面の分岐。有馬三山は左の番匠屋畑尾根方面に向かう。

道は最初ほんの少し緩やかな登りだったが、その後は階段路を急降下していく。足下に気をつけながら下りているため最初気がつかなかったが、番匠屋畑尾根の上の方は人の手が入っていない森で鳥のさえずりが絶えない心地いいところだった(紅葉谷の上の方もこんな感じだったと思う)。

気がつけば辺りは杉林になっていて、鳥のさえずりはなくなっていた。



杉林の中を抜けると六甲有馬ロープウェイの鉄塔が、それを過ぎるとしばらくして 752 に四等三角点がある。

752 を下って湯槽谷峠に向かう途中、木々の間からロープウェイが見えた。

16:42 登りはじめから5時間、湯槽谷峠着。「横谷を経て逢山峡」と「湯槽谷を経て紅葉谷」、2つの道標がそれぞれの斜面に向かって立てられている。
ここを境に湯槽谷山に向かって急登りで小ピーク(?)の「き 8-5」の道標にたどり着く。湯槽谷山山頂はこの道標から穏やかな道を5・6分で到着。

16:59 登りはじめから5時間20分、湯槽谷山山頂(801m)に到着するも展望なし。有馬三山で一番高い山は登り終わったことを励みに気持ちを切り替えて先へ進む。
湯槽谷山から灰形山への歩き始めは緩やかな稜線歩きだが、だんだんと角度を増し急斜面になって膝に堪える、、、(急下り用にストックを持て来なかったことを後悔)。
※ 番匠屋畑尾根~有馬の歩きには登り下りどちら方向にも急登り急下りがあるので、特に急下り用途でストックがあれば楽かと思う。

湯槽谷山から灰形山に向かう間のコル手前に「き 8-4」の道標があり、ここからも紅葉谷経由で有馬に下りることが出来るようなので、時間や体調によってはショートカットして有馬に下りられてもよいかと思う。17:22 冬場でこの時間でこの場所なら完全アウトだが、幸い今は最も日が長い時期なのでこのまま灰形山に向かう。

17:34 登りはじめから6時間、灰形山山頂碑に到着。大展望・・とはいかないが湯槽谷山よりはよい。
ちなみに灰形山の山頂表示は、地形図では閉じた等高線の手前の方だが山頂碑は奥の方にあった。

灰谷山からの下りで人工物が見えてきた(やれやれ)。左の方に写っているのは落葉山。
この辺から落葉山の近くまではここまでの山域の土のしっかりした感じのものと違ってガレた尾根道になる。とはいうもののここまでの急登り下りでも滑って転倒、捻挫などもあり得るわけで、利用者少なめのこの道で単独であれば身動きの取れないことに至る可能性は十分あるので、歩行中は「常に慎重」のつもり。

こんなとこもあります。

17:50 落葉山、「き 8-2」 有馬温泉分岐。

落葉山方面に歩いてすぐ、更に道標が、、、「き 8-1」 有野団地、落葉山分岐。


つづら折れの道を登っていくと道ばたに落葉山山頂。更に手前を脇に入ったところに四等三角点。

18:10 登りはじめから6時間半、妙見寺到着。

本堂下り初めの階段から。秋になれば紅葉がきれいだろう。

本殿を下る途中の展望所で。
ここからは参道づたいに下りていく。民家のある辺りでちょっと道に迷いそうになるが、道ばたに「阪急バス乗り場」の札が立ててあったので、それに従って進むと参道の続きを行くことが出来た。
※ 写真撮っておけばよかった(と今は思うがその時は疲れて撮る気にならなかったのだろう、、、)


18:30 登りはじめから6時間50分、ついに有馬の街に出た、、、。2枚目正面は阪急バス乗り場。

下りてきた参道を振り返って。
とりあえず無事日が落ちる前に下山できてやれやれといった感じで安堵感に浸り休憩の後、温泉まんじゅう買って帰宅。
■ 今回の地図

今回は地図右端の宝塚を出発して左上の有馬方向に歩いています。
■ 今回の歩行軌跡

グラフは今回の歩行軌跡をいつも便利に使わせて頂いているカシミールに取り込んで表示したもの。
※ このグラフは縦(標高)横(距離)の比を好きに調整できるので、見た目が実際の歩行時の傾斜と勘違いなきよう。例えば、横軸の長さを固定したとして縦(標高)を長くすればすごく起伏の激しい見た目となり、逆に短くすれば起伏が穏やかに見える、、、。起伏を正しく表現するためにはグラフの縦横の縮尺を同じにすればいいとは思いますが、全体が穏やかに見えすぎて起伏の特徴が埋もれてしまうことから、ある程度それらを表現出来るよう横軸に比べて縦軸は縮尺低めとしています。
■ 地図と写真
前回の荒地山でやってみたクリッカブルマップ(?)を今回も作ってみました。評判はわからないですが、自分は他の人のWebを見ていて写真と地図の位置関係が知りたいと思うことがよくあるので、、、。素人なので手間がかかって面倒ですが割と気に入ってます。
・地図上の赤い線はハンディGPSのトラックログ
・赤い線の内、縁が黄色い部分は舗装路
・黒の5角形部分にマウスオーバーすると写真表示(写真撮影は5角形の先のトラック上)。
動作OK確認済み環境:Win7+IE9, Firefox6
動作不可確認済み環境:Win7+Chrome18
□ 今回の地図 東側半分(宝塚~船坂峠手前)


塩尾寺への長い舗装路途中からの眺望

N 34°48'08.29" E 135°19'21.98"
縦走路と生瀬(なまぜ)方面(北)への分岐

N 34°48'05.70" E 135°19'19.93"
岩倉山~ゆずり葉台 方面(南)の分岐

登山道脇の鉄塔南側の眺望。正面に甲山(かぶとやま)、左側の岩倉山に立っているのは阪急電車の無線の反射板とのこと。岩倉山の稜線と甲山裾野の緑の交差したあたりの先に阪神競馬場がある。

N 34°48'03.62" E 135°19'09.34"
再度 ゆずり葉台 方面(南)の分岐

N 34°47'59.82" E 135°18'57.89"
赤子谷 方面(北)の分岐

県道81(棚越新道)への合流点。登山道は県道を渡る(急登り)。ちなみにここら辺を大谷乗越と書かれているWebページを沢山見るのですが、正確な位置について触れられているものを見つけられず気になっています、、、
□ 今回の地図 西側半分(船坂峠手前~有馬)


N 34°47'30.88" E 135°17'03.81"
船坂峠。今回の縦走路から北に折れると清水谷道で船坂方面へ

縦走路から県道16号に合流して振り返って撮った写真。ここから極楽茶屋跡まで何度も県道を跨いで縦走路を進むことも出来るが今日は県道歩き、、、

芦屋~有馬 方面歩きの人で賑わう一軒茶屋。飲み物の自販機と写真手前側に公衆トイレあり

東側の縦走路と県道16号の合流地点(カーブNo113)から県道部分を西に歩行距離で3.3kmほど進むと極楽茶屋跡。自販機あり。WILKINSONの辛いジンジャーエールはここで購入、、、ここから縦走路で六甲ガーデンテラス(写真左鉄塔方向)まで行ってバス、ロープウェイでエスケイプ可能

登山道脇にある六甲有馬ロープウェイの鉄塔

752 四等三角点

N 34°46'48.29" E 135°14'33.04"
き 8-6 湯槽谷峠。湯槽谷~紅葉谷道、横谷~逢山峡 分岐

湯槽谷山(801m) 山頂。眺望なし、、、精神的に疲れる

N 34°47'13.24" E 135°14'26.98"
き 8-4 紅葉谷~有馬 分岐

灰形山(619m) 山頂。大展望・・とはいかず、、、

N 34°47'38.02" E 135°14'30.93"
き 8-2 ~有馬温泉 分岐

落葉山(533m) 山頂、四等三角点。登山道から覗くような形で見ることが出来るが近くに山頂碑がなければ見落としてしまいそう、、、道なりに進むと落葉山山上にある妙見寺

妙見寺参道を下りきったところから撮影。阪急バス乗り場のすぐ近く
■ あとがき・・・というか
□ その1
「コース一覧」>「有馬三山・番匠屋畑屋根コース」ページ内「コースマップ」のワンポイントアドバイスも的を得ています。
□ その2
感想 : お隣の紅葉谷は何回か歩いたことがあったので、下りだからおんなじようなもんだろう・・と高を括っていたが上記ワンポイントアドバイスの通りで急登り急下りでしっかり脚にきた。とはいうものの当日は時間が遅かったのでゆっくりもしてられず無理目で先を急いだが「あと1時間早かったらなぁ」などと、たびたびスタート時間の遅さを反省した山行きとなりました。
□ その3
汗がベタつくだろうなと思って肌をドライに保つそのテのシャツアンダー+靴下アンダーをしていったのですが、帰宅してから酷い湿疹が出てかゆくたまらないことになりました(特に足首)。冬場はよかったんだけどなぁ、、、と思うと共にこれからの季節は警戒して使わないだろう、、、
曽爾高原2016
隠岐 西ノ島 / 摩天崖~国賀浜 ハイキング
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