軽いって◎
走れない、走らないけど 走れる靴で山歩き
2012/08/04 須磨浦公園から六甲山全従路歩き(途中までだけど、、、)

2012/08/04 須磨浦公園から六甲山全従路歩き(途中までだけど、、、)

■ 準備編
テント泊系の山歩きでは、いつも途中で脚が重くて上がらず、思うように進めず歯がゆい思いをするのは 1:貧脚、2:体が重い、3:運動不足 からだと思っている。
2と3は普段の生活の中で改善傾向にあるものの、1は山歩きでなんとかしたい・・と思い、前週末、いつもは山へは必ず登山靴で入るのだけれど、軽装だったらどう違うのか試してみたくて、かつて健康のためにその辺ランニングで使用していたランニングシューズで山歩き出発。
1時間半後帰宅、、、
出るときからなんか違和感あるなぁと思っていた13~4年もののランニングシューズは両足共ソールが剥がれかけているのに気づき、こりゃダメだと思って帰ってきた。が、「軽装だったらどう違うのか試してみたい」がどうしてもやってみたかった。
最終的に買ったのはモントレイルのマウンテンマゾヒストのアウトドライじゃない方。アウトドライより少し軽い。インターネットの情報などでは甲高幅広の日本人の足にはキツイかも・・みたいなコメントも割と見かけるので店で履いてみて、普段靴より5mm大きめをチョイスしたが、メーカによって合うサイズは違うと思っているので他の人の参考にはならないだろう。
※ アウトドライか普通のかどっちにしようかと悩んだが、六甲山系の山道はエスケイプルートも沢山あってずぶ濡れで長時間過ごすこともないだろうと思ったのでどうせならより軽い方にした。あとは色か。アウトドライの色も悪くはないと思ったが、普通のやつのオレンジとグレーの色合いの方が「履きたい」色だった、、、
■ 歩き編
夕方時間の決まっている用事があるのに久しぶりに須磨浦公園側から東向きに六甲山全縦路。とりあえずキリのいいところまで行って帰ろう、、、

須磨浦公園駅を出たところ。(120°パノラマ)。
「どう考えても今日の選択は海水浴だろう」浮き輪持って須磨で下りてった人達はそう思っていた筈だ。
来たのを後悔しそうなくらい暑いが、歩き出さなければ始まらない。

旗振山から海側(180°パノラマ)
駅から旗振山までは登り通しに暑さも手伝って汗だくになったが、いつも登山靴だと靴の重さを感じながらの歩行になるものの、この日の歩きでは靴の重さを感じない。靴で気になる箇所がないのはフィッティングが合ってる故のことだろう。
(いつもの登山靴 片足700g、今日のは 片足306g)
旗振山から高倉山まではウバメガシの林に包まれた穏やかな尾根伝い。途中の鉄拐山は眺望もないので巻き道で、、、。
この辺から時々走ってみる。
下りで走って登り返しの途中までその勢いで行く。子供の頃、田舎の山を走って遊んだ頃の記憶が蘇るようだ。今までは地面の石や出っ張りを踏んだときの突き返しに対して登山靴に安心感を抱いていたが、トレラン靴・・いいかも。むしろ脚の軽さとソールの柔軟さが足裏に与える衝撃の少なさから得られる快適さはトレラン靴の方が上かも、、、。確かに、考えてみればトレラン靴は走ることを前提に設計されたものであろうから、衝撃の軽減などに対しては登山靴以上の気遣いがされていることは当然かもしれない。
おらが茶屋を過ぎてある長い階段をさけて栂尾山(とがのおやま)まで街歩き。コンクリート道、アスファルト道をゆく。

栂尾山山頂手前、400段階段と言われるまっすぐな階段を上りきったところから(120°パノラマ)。
正面の山が歩いてきた山。

須磨側から須磨アルプス(120°パノラマ)

正面左の高い方の山が東山。栂尾山から東山まではそこそこ起伏がある。巻き道で反則出来ないのでまじめに登る。

東山から西方向(180°パノラマ)
山頂は木陰と眺望のある絶好の休憩場所。今日は日差しは強いが風も強い。木陰のベンチに腰掛けて、通り抜ける風がとても心地よい(この辺で帰りたいくらいだ、、、)。
東山を下りるとまたまた街歩き。炎天下のアスファルトがこたえる。
妙法寺小学校前の交差点の150mくらい右の方に(前はなかったような気がするが)コンビニがあったのでお昼を買う。東山で休憩したのにまた休憩。
高取山のとりつきまでの街歩きの後、山歩き。自分の中では近いようでなかなか着かない高取山。

高取神社からの南方向(180°パノラマ)
高取神社を下りる。靴が軽い、脚が軽いから、登山靴なら一歩づつ下りる階段場を小走りでイケる。所詮下りだけれど小走れる自分がちょっと嬉しかったりする。
そろそろ夕方からの用事が気になってくる。六甲山全縦路のエスケイプルートとしては鵯越を過ぎると次は菊水山、鍋蓋山を経由して大竜寺あたりになってしまうのでこの辺で帰ることにする。一番近いのは神鉄 丸山駅だが、ちょっと休憩しすぎ感もあるので運動がてら鵯越まで行くことに、、、。

神鉄 鵯越駅。電車来た・・と思うと通過電車。普通しか停まらず、なかなか乗れず。
ホームに座り込んで靴を脱ぎ、コンクリートのひんやり感が心地いい。
結局今日は距離がそんなになかったというのもあるけれど、トレラン靴は思っていたよりもずっと快適でなんといっても面白い。難を言えば走るとザックの中のハイドレーションが横ぶれするのが気になったので、なんか適当なザックはないのかな・・と、新たな沼の気配かも、、、
しかし、よくよく考えてみるとこれは登山靴の山歩きに生かせられるのだろうか、、、
タグ :モントレイルマウンテンマゾヒスト
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