晴れなのに敗退 五竜岳~鹿島槍~爺ヶ岳 縦走 その1/私を登山口に連れてって
2014/10/11-12 遠見尾根~五竜山荘~五竜岳(ピストン)~唐松岳~八方尾根
参考:
1日目:10/11 遠見尾根~五竜山荘
歩行距離 約7.3km、標高差 950m(累積標高 +1329m, -378m)、時間 約6h45m
2日目:10/12 五竜山荘~五竜岳(ピストン)~唐松岳~八方尾根
歩行距離 約8.3km、標高差 -666m(累積標高 +654m, -1320m)、時間 約6h(五竜山荘~五竜岳 往復はデータなしのため含まず)
※ 所要時間には休憩・停止時間含む
参加 自分だけ

参考:
1日目:10/11 遠見尾根~五竜山荘
歩行距離 約7.3km、標高差 950m(累積標高 +1329m, -378m)、時間 約6h45m
2日目:10/12 五竜山荘~五竜岳(ピストン)~唐松岳~八方尾根
歩行距離 約8.3km、標高差 -666m(累積標高 +654m, -1320m)、時間 約6h(五竜山荘~五竜岳 往復はデータなしのため含まず)
※ 所要時間には休憩・停止時間含む
参加 自分だけ

天気がいいのに敗退しました。
3連休の週末、台風19号通過の予報。
自分が行ける標高の高いところの山歩きはそろそろ終わりが近づいている。
かなり迷った末、最初の2日は天気がもちそうな感じだったので、3日目は雨覚悟でこの時期2泊ないと行けないと思っている五竜岳~鹿島槍~爺ヶ岳縦走に行こうと決心したのは金曜朝でした。
仕事から帰宅後準備して出発。扇沢に着いたのは 4:15 頃。ギリギリ無料駐車場に駐められて仮眠・・といってもあまり眠れませんが、、、

信濃大町行き 7:00 の始発バスに乗ります。写真ではザックがとても小さく見えますがそんなことはありません、とても重いです(苦)、、、
乗客は自分入れて2人だけ。
この縦走は以前から何度となく考えたルートでしたが、悩みは全体の行程で、バス・電車・リフトの交通機関をどう使うかでした。
リフトやバスの最終を気にしないといけない歩きは気忙しいので避けたいと考えると、扇沢を起点とした歩きは最後に遠見尾根でも八方尾根でもリフトがあるため、扇沢に下山する方向で歩きます。
しかし、扇沢下山後に登山口まで車を取りに戻るにはバス・電車移動が必要で、特に終バスが気になります。
それらを考えると下山口の扇沢に車を置いて、下山時、下山後に交通機関を使わなくてすむよう最初に交通機関を全部使ってしまう行程としました
この行程では歩き始めが遅くなるのが難点ですが、それ以外は自分の理想通りです。
> この行程を真似させてもらった山ノボラーさん、ありがとう。

扇沢から30分ほどでJR信濃大町駅に着きました、が・・なんと次の電車が10:28
・・・と思ったら、電光掲示板の案内に 8:24 に臨時便があることがわかって一安心。
臨時便は快速電車でしたが、目的地の神城駅まで30分ほどかかりました。
白馬五竜スキー場のゴンドラリフト「テレキャビン」に乗るため、駅から25分ほど歩きます。

ゴンドラからの紅葉(山頂付近の人影みたいなのはなんだろう、、、)。

ゴンドラ終点のアルプス平駅駅舎を出た所から。来てよかった。
10時頃歩き始めます。

登りながら右手方向に見える景色。手前に見える八方尾根と牛首(?)。奥に向かって白馬鑓、杓子岳、白馬岳が並んで見えます。

地蔵の頭。ハイカーが沢山(みんな五竜山荘に行く(荷物が小さいので小屋泊)人たちだと思っていました)。

が、ほとんどが小遠見山に行く人たちだったようです。
この先はここまでに比べるとほとんど人に会いません。

細かいことはわからないですがきれいです。
・・と、このあたりまではそれなりに歩けていたものの、ふいにバランスを崩しそうになって踏ん張ったところでふくらはぎが攣り、しばらくして反対のふくらはぎも、かばって歩いてるうちに両腿も攣ってかなり辛い歩きになってしまいます。
水分・塩分・体調など、原因はいろいろあるとは思いますが後悔先に立たず、、、
現在地、現在時刻、日の入り時刻、今と今後の天候の見通し、目的地までの距離と参考タイム、このまま進むか戻るかいろいろで考えましたが、日の入り前にテン場に到着出来ると考え先に進みます。
が、ただでさえ脚が遅いのにさらにペースダウン。

西遠見山手前の池塘のあるところ。ここには「西遠見」の標が立っていますが西遠見山山頂はもう少し先。

14:45 西遠見山山頂付近から。正面が白岳。その左、コルに五竜山荘。

白岳と西遠見山の最低鞍部。ここから白岳山頂まで標高差300m。
日陰で風が吹くととても寒く感じます。

16:30 頃白岳山頂から。登ってくる途中ずっと見えていた唐松岳とそこに続く稜線。

遠見尾根分岐を超えて五竜山荘に向かう途中。
五竜山荘への最後の下り、足下がガレていて登りとはまた違ったキツさです。小屋がすぐそこでなかったら凹んだでしょう、、、
16:45 どうにか辿り着けたという感じでなんとか日の入りまでに到着。
テン場の受付をしますが、この日テントが多いのか小屋前を案内されます(風が心配)。
近くのテーブルでは賑やかな夕飯(宴?)が楽しそうですが、設営するのにしゃがもうとすると脚が攣りそうになって立ち上がり、片膝ついてなら・・と思ってまたもや攣りそう・・と、情けないやら傍目には滑稽なことになりつつ何とか設営完了、、、

左手前がマイテント
日の入りは・・もうどうでもよくなり、とにかくテントに入って休みたい。
でも、食べないともたないので暖を取るのを兼ねてテントの中でご飯を炊いていると寝落ちしそうになりました。
そうこうしているうちに外では「星がすっごーい」みたいな話が聞こえてきたので
「ちょっと写真でも撮りに行ってみようかな」と思って靴を履こうとしたらこむら返りがやってきて、、、
「外に行くのはやめだ」・・と膝折して座っていると今度は足が攣り、、、いったいどうなってんのーと独りツッコミ。
(こんな状態で参考時間9時間半ほどの五竜山荘~冷池山荘の歩きなど無理だろう)
そんなことを思いながら、脚も痛いが気持ちが折れそうな中さっさと就寝
2日目に続く、、、
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