荒地山~東お多福山
2012/04/30 阪急芦屋川駅~荒地山~東お多福山~東おたふく山登山口バス停までを普通に登山道歩き
参考:歩行距離 約8km、標高差 421m(累積標高+956m, 累積標高-535m)、時間 約3.5h(休憩・停止時間含まず)
新七右衛門嵒上から
阪急芦屋川駅から有馬方面に歩いて行く途中気になっていた荒地山と東お多福山。荒地山には巨岩が露出した一帯が、東お多福山は草原地帯があるらしい。
出かけるのが遅い口実ではないけれど、時間的に適当だろうということで阪急芦屋川駅からこれらをまわって東おたふく山登山口バス停まで歩いてみた。
参考:歩行距離 約8km、標高差 421m(累積標高+956m, 累積標高-535m)、時間 約3.5h(休憩・停止時間含まず)

阪急芦屋川駅から有馬方面に歩いて行く途中気になっていた荒地山と東お多福山。荒地山には巨岩が露出した一帯が、東お多福山は草原地帯があるらしい。
出かけるのが遅い口実ではないけれど、時間的に適当だろうということで阪急芦屋川駅からこれらをまわって東おたふく山登山口バス停まで歩いてみた。
阪急芦屋川駅前 11:10 出発(遅)、、、
■ 阪急芦屋川駅~荒地山まで
芦屋ロックガーデン方面に歩いて15分ほどで鷹尾山方面の分岐。登り方向向かって右側に道標があり道なりに3分ほどで登山口に到着。


入りの登山道は穏やで歩きやすいと思う。約20分で鷹尾山のテレビ中継アンテナに到着。


鷹尾山を過ぎ、272を超えて372への登り、ちょうど標高で鷹尾山と同じくらいの標高から見た鷹尾山。

山頂が平らなのが気になって、帰ってからちょっと調べてみたらやはり山城があったようだ。ただ、戦時中の砲台設置や現在の登山道などで城の詳細な位置関係などはわからないそうだ。
鷹尾山を越えて荒地山の麓までは尾根伝いの道を比較的緩やかに登り降りを繰り返しながら徐々に標高を上げていく。道中、登山道脇に3つの鉄塔と高座谷への分岐を示す道標2個があった。
登山道の合間から荒地山の南斜面が見えてきた。これから向かう岩梯子、新七右衛門嵒の方向を確認する。行けばわかるだろうと思っていたが、実際来てみると山肌に岩が露出した箇所は結構あって、初めての人はわからないんじゃないだろうか。

荒地山に近づくと登山道が険しくなってくる。


だんだんと石を超えていくような歩きの中、前方の岩壁にふと顔を上げると岩梯子。

よく見ると足下にペイントがあり、エスケープルートもあるようだが、垂直というわけではないし手足をかけるところは沢山あるので普通に登れた。
ネットで見ないので、岩梯子を上から見た写真を、、、

岩梯子登ったところからの景観。足下を見ると高度感があってちょっと怖い(写真右)。


岩梯子を登った先、新七右衛門嵒のある壁面の自力パノラマ写真。新七右衛門嵒は正面を真ん中くらいの高さまで登って左の岩と奥の岩の間(この角度からは見えない)。

新七右衛門嵒下から。

そして上から。

新七右衛門嵒あたりからの自力パノラマ写真(右端の鉄塔は風吹岩)

実は一番登りにくかったのがこれ(下からの写真撮り忘れ。上から見下ろした写真)。まぁ、巻き道みたいなのがあちこちあるようなので登らなくても先に進めなくはないんだけど、、、。

上の一枚岩の壁みたいなのを登ると荒地山の面白いところは終わりで、ここからまた普通の歩きになる。5分ほどで左右分岐の三叉路に道標。荒地山山頂方面は左方向、右方向は芦有のゲート方面。荒地山山頂方面に向かう(写真では左からやってきて、右奥方向に進む)。

■ 荒地山~東お多福山
道標から3分ほどで山頂到着。地味な山頂で眺望もない。

荒地山山頂から風吹岩~六甲山頂の登山道に抜ける道は地形図に記載されていないが、セオリー通りであればこうだろう・・と予め思っていたルートと実際を確認したかったのが、今回の隠れた目的でもあった。
山頂からは踏み跡が他にもあったが、西の尾根から隣のピークを越えていく方向でイメージしていたので上の写真右奥方向についていた踏み跡を歩く(次のピークを超えてからはそのまままっすぐ西に下るイメージだったのだけれどログはちょっと違っていた)。

※ 管轄の関係かもしれないが、このルートにはもう少し道標があってもいいと思う。荒地山山頂には道標がないことから迷う人もいるのではないかと思う
荒地山山頂を下り始めて6分ほど、荒地山・魚屋道の道標。素直に歩けば間違うことはないと思うが、ここにももう1本道がついていて、バリエーションルート(?)っぽいが道標には何も触れられていない。

上の道標から10分ほどで風吹岩~六甲山山頂の登山道に合流。


ここから雨ヶ峠までは過去記事と重複するので省略(初めて行く人はゴルフ場のところで戸惑うかも)。
雨ヶ峠。東おたふく山へはここを北東方向へ。


東おたふく山の草原。(ここまでこれる車道ないし違うとは思うけど)車走ってそう、、、。




ここで遅めの昼食。飯喰ってる途中一組ハイカーがきたのみ。
一休みして出発。
■ 東お多福山~東おたふく山登山口バス停
歩き始めて15分ほどで東お多福山山頂到着。蛇谷北山方面は地形図に記載ないがここから北西方向、東おたふく山登山口バス停はここから東方向。東に折れてバス停に向かう。


東お多福山から登山口までの登山道は歩行困難な場所などはないように思ったが、下り初めてすぐガサガサっと音がしたと思ったら蛇だったので、また出てきそうで早足で下山、、、
※ 以下は下山しながら(進行方向ではなく)来た方向を撮影




1枚目:沢を渡って振り返って撮影
2枚目:舗装道路まで上がって振り返って撮影
3枚目:バス停に向かいながら振り返って撮影(登山口は鎖を超えた先を左)
4枚目:バス停に向かいながら振り返って撮影(登山口は右)
バス停


1枚目:芦屋方面バス停
2枚目:有馬方面バス停
■ 今回の地図(地図右下がスタートの阪急芦屋川駅)
・地図上の赤い線はハンディGPSのトラックログ
・ハンディGPSのトラックログと写真のEXIF情報からほぼ正確な位置が割り出せるので、その内のいくつかを地図上に落としてみたくてクリッカブルマップを作ってみた。黒の5角形部分にマウスオーバーすると写真表示(写真撮影は5角形の先のトラック上)。ただし 風吹岩の写真は過去の使い回し写真、、、
動作OK確認済み環境:Win7+IE9, Firefox6
動作不可確認済み環境:Win7+Chrome18


















■ 普通の地図はこちら

■ あとがきというか、、、
・今回歩いた登山道と地形図上の登山道の位置はほぼ同じだとわかった。
・鷹尾山~荒地山ルートは岩場を除いて歩きやすい登山道だが道標が不足気味で、バリエーションルート等に踏み込んで道迷いした人も少なからずおられるのではないだろうか。事前に十分な情報収集が必要かと思う。行ったら何とかなるだろう・・と高をくくって下調べなし地図なしコンパスなしで来ると困ったことになるかもしれない。
・ブログ開設時の環境設定で「記事の自動改行」をONにしてしまったせいで凝ったことをしようとするといろいろ面倒なことがわかってきたが後の祭り。メンテナンス性最低の頁になってしまった、、、。
■ 阪急芦屋川駅~荒地山まで
芦屋ロックガーデン方面に歩いて15分ほどで鷹尾山方面の分岐。登り方向向かって右側に道標があり道なりに3分ほどで登山口に到着。


入りの登山道は穏やで歩きやすいと思う。約20分で鷹尾山のテレビ中継アンテナに到着。


鷹尾山を過ぎ、272を超えて372への登り、ちょうど標高で鷹尾山と同じくらいの標高から見た鷹尾山。

山頂が平らなのが気になって、帰ってからちょっと調べてみたらやはり山城があったようだ。ただ、戦時中の砲台設置や現在の登山道などで城の詳細な位置関係などはわからないそうだ。
鷹尾山を越えて荒地山の麓までは尾根伝いの道を比較的緩やかに登り降りを繰り返しながら徐々に標高を上げていく。道中、登山道脇に3つの鉄塔と高座谷への分岐を示す道標2個があった。
登山道の合間から荒地山の南斜面が見えてきた。これから向かう岩梯子、新七右衛門嵒の方向を確認する。行けばわかるだろうと思っていたが、実際来てみると山肌に岩が露出した箇所は結構あって、初めての人はわからないんじゃないだろうか。

荒地山に近づくと登山道が険しくなってくる。


だんだんと石を超えていくような歩きの中、前方の岩壁にふと顔を上げると岩梯子。

よく見ると足下にペイントがあり、エスケープルートもあるようだが、垂直というわけではないし手足をかけるところは沢山あるので普通に登れた。
ネットで見ないので、岩梯子を上から見た写真を、、、

岩梯子登ったところからの景観。足下を見ると高度感があってちょっと怖い(写真右)。


岩梯子を登った先、新七右衛門嵒のある壁面の自力パノラマ写真。新七右衛門嵒は正面を真ん中くらいの高さまで登って左の岩と奥の岩の間(この角度からは見えない)。

新七右衛門嵒下から。

そして上から。

新七右衛門嵒あたりからの自力パノラマ写真(右端の鉄塔は風吹岩)

実は一番登りにくかったのがこれ(下からの写真撮り忘れ。上から見下ろした写真)。まぁ、巻き道みたいなのがあちこちあるようなので登らなくても先に進めなくはないんだけど、、、。

上の一枚岩の壁みたいなのを登ると荒地山の面白いところは終わりで、ここからまた普通の歩きになる。5分ほどで左右分岐の三叉路に道標。荒地山山頂方面は左方向、右方向は芦有のゲート方面。荒地山山頂方面に向かう(写真では左からやってきて、右奥方向に進む)。

■ 荒地山~東お多福山
道標から3分ほどで山頂到着。地味な山頂で眺望もない。

荒地山山頂から風吹岩~六甲山頂の登山道に抜ける道は地形図に記載されていないが、セオリー通りであればこうだろう・・と予め思っていたルートと実際を確認したかったのが、今回の隠れた目的でもあった。
山頂からは踏み跡が他にもあったが、西の尾根から隣のピークを越えていく方向でイメージしていたので上の写真右奥方向についていた踏み跡を歩く(次のピークを超えてからはそのまままっすぐ西に下るイメージだったのだけれどログはちょっと違っていた)。

※ 管轄の関係かもしれないが、このルートにはもう少し道標があってもいいと思う。荒地山山頂には道標がないことから迷う人もいるのではないかと思う
荒地山山頂を下り始めて6分ほど、荒地山・魚屋道の道標。素直に歩けば間違うことはないと思うが、ここにももう1本道がついていて、バリエーションルート(?)っぽいが道標には何も触れられていない。

上の道標から10分ほどで風吹岩~六甲山山頂の登山道に合流。


ここから雨ヶ峠までは過去記事と重複するので省略(初めて行く人はゴルフ場のところで戸惑うかも)。
雨ヶ峠。東おたふく山へはここを北東方向へ。


東おたふく山の草原。(ここまでこれる車道ないし違うとは思うけど)車走ってそう、、、。




ここで遅めの昼食。飯喰ってる途中一組ハイカーがきたのみ。
一休みして出発。
■ 東お多福山~東おたふく山登山口バス停
歩き始めて15分ほどで東お多福山山頂到着。蛇谷北山方面は地形図に記載ないがここから北西方向、東おたふく山登山口バス停はここから東方向。東に折れてバス停に向かう。


東お多福山から登山口までの登山道は歩行困難な場所などはないように思ったが、下り初めてすぐガサガサっと音がしたと思ったら蛇だったので、また出てきそうで早足で下山、、、
※ 以下は下山しながら(進行方向ではなく)来た方向を撮影




1枚目:沢を渡って振り返って撮影
2枚目:舗装道路まで上がって振り返って撮影
3枚目:バス停に向かいながら振り返って撮影(登山口は鎖を超えた先を左)
4枚目:バス停に向かいながら振り返って撮影(登山口は右)
バス停


1枚目:芦屋方面バス停
2枚目:有馬方面バス停
■ 今回の地図(地図右下がスタートの阪急芦屋川駅)
・地図上の赤い線はハンディGPSのトラックログ
・ハンディGPSのトラックログと写真のEXIF情報からほぼ正確な位置が割り出せるので、その内のいくつかを地図上に落としてみたくてクリッカブルマップを作ってみた。黒の5角形部分にマウスオーバーすると写真表示(写真撮影は5角形の先のトラック上)。ただし 風吹岩の写真は過去の使い回し写真、、、
動作OK確認済み環境:Win7+IE9, Firefox6
動作不可確認済み環境:Win7+Chrome18


ロックガーデンへ向かう道から荒地山方面への分岐

鷹尾山山頂電波塔

鉄塔(離れた場所から撮らないと鉄塔も
周辺の状況もわからない >> 反省)

N 34°44'47.35" E 135°17'25.48"
高座滝方面の分岐点 1つ目

鉄塔(離れた場所から撮らないと鉄塔も
周辺の状況もわからない >> 反省)

N 34°44'55.16" E 135°17'17.62"
高座滝方面の分岐点 2つ目

鉄塔(離れた場所から撮らないと鉄塔も
周辺の状況もわからない >> 反省)

N 34°45'06.39" E 135°17'02.05"
岩梯子

N 34°45'06.73" E 135°17'02.14"
新七右衛門嵒

風吹岩。七右衛門嵒やその上の一枚岩の上辺り
からは風吹岩もよく見える

岩梯子方面から下りて来て左右に分かれる三叉路。左に向かうと
荒地山山頂方面、右に向かうと芦有ゲート方面

N 34°45'16.63" E 135°16'44.77"
荒地山山頂から下山してきて魚屋道は右斜め方向に向かう。
左斜め方向は特に案内はない >> 今後来たとき確認

道標の裏側に下りてきて風吹岩~六甲山山頂方面
の登山道に出る(ここも魚屋道だったの?)。

雨ヶ峠。東おたふく山へは北東方向へ。北へ向かう
と一軒茶屋・六甲山・有馬方面

東お多福山の草原

東お多福山山頂。雨ヶ峠方面から歩いてきて左斜めは
蛇谷北山方面、東おたふく山バス停方面は右に進む

東おたふく山バス停。利用時(2012/04/30)日中は1時間2本、
阪急芦屋川まで320円
■ 普通の地図はこちら

■ あとがきというか、、、
・今回歩いた登山道と地形図上の登山道の位置はほぼ同じだとわかった。
・鷹尾山~荒地山ルートは岩場を除いて歩きやすい登山道だが道標が不足気味で、バリエーションルート等に踏み込んで道迷いした人も少なからずおられるのではないだろうか。事前に十分な情報収集が必要かと思う。行ったら何とかなるだろう・・と高をくくって下調べなし地図なしコンパスなしで来ると困ったことになるかもしれない。
・ブログ開設時の環境設定で「記事の自動改行」をONにしてしまったせいで凝ったことをしようとするといろいろ面倒なことがわかってきたが後の祭り。メンテナンス性最低の頁になってしまった、、、。
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曽爾高原2016
隠岐 西ノ島 / 摩天崖~国賀浜 ハイキング
中房温泉~上高地 縦走 その3/残りは今度来たときに
中房温泉~上高地 縦走 その2/これではいけない
中房温泉~上高地 縦走 その1/遠い大天荘
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